8月15日午後6時すぎ。
結局無理を承知で知床を目指したが標津に到着した時点で日没が迫っていた。そこで我々はトドワラで有名な野付半島を見ることに。
野付は砂地が潮流や風などでエビの様に細長く突き出したもの。先へ向かって進むと浅い海のほとりに、海水によって侵食され、立ち枯れたトドマツが見渡す限り広がっている。どう形容すればいいのか、かつて見たこともない風景だ。
とにかく、もう陽が暮れてしまったので今日はここ標津で泊まることに決めた。昨日は野宿、風呂に入りたいということもあり、民宿を探す。幸いすぐに一軒の宿(素泊まり3千円也)が運よく見つかり、ここに決定。

野付の半島の入口付近から知床半島を望む。夕陽に浮かび上がった知床山脈。

一見白樺にも見える立ち枯れたトドマツ。最近は風化が進み倒れる木が多いという。この景観も何年か先には見られなくなるかもしれないらしい。


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