北海道には都会の人々が忘れかけている何かがある。正確に言えば北海道にそれが存在するのではなく、北海道という環境が、本来人間が持っている豊かな感性を呼び起こしてくれるのだと私は思う。今回のツーリングでは、いままで以上に鮮明に感じられた。帰路のフェリーで一緒になったライダーも「また、来年も行きます」と話していた。
北の大地へと向かう理由は、皆少しずつ違うと思うのだが、豊かな自然の中で癒され、そして何かから解放されるあの感覚は、誰もが感じ、そして此処へ還ってくるのだろう。
また行くぞ!エスケイプではなく、自分を取り戻すために―。


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